2012年10月1日、コーヒーの日。最高に素晴らしい、忘れられない1日となりました。
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10/1(月)。ジニスカフェ定休日。
目が覚めると、気持ちがいい青空。「今日はコーヒーの日。いつも以上にコーヒーを楽しもう!」とピクニックへ出かけることにしました。
コーヒー、ポータブルガスコンロ、ケーキetc…準備を万全に整え、さぁ出発!!!
友人たちを迎えに行き、ガソリンスタンドでガソリンを満タンに。空気圧もチェックしてもらい、いざ出発!!!
…という時にトラブル発生! なんと、エンジンがかからない!!! 結局、バッテリーを交換することに。 「ガソリンスタンドだったから良かったぁ」と何事もプラス思考。山奥で起こらずに本当に良かったです。
新しいバッテリーという心強い仲間も加わり、霧島へ向けて出発です。
実はこの日、友人たちには、どこで何をするのか知らせていなかったのです。「着きましたぁ!」の声に、友人たちはちょっとビックリした様子。というのも、目の前には561段の階段! それを横目に、コーヒーキットやスイーツを嬉しそうに取り出す私とペリ♪ 「上まで登って、夕日を見ながらコーヒーを飲もう!!!」と、今日のピクニックの醍醐味を伝え、1段目の階段に足をかけた時…
「水を忘れたぁ!!!!!」と、気が付きました。
来る途中、コンビにも自動販売機もなかった記憶が…
「水、買ってくる!」と、ひとりで車に乗ったものの、夕日は待ってくれないし、どうしよう…
でも不思議。欲すれば叶うものですね。近くで牧場を営んでいる方に、オレンジジュースと引き換えに水をいただくことができました! 帰り際、「どうして、そんなに水が必要なの?」と尋ねられ、「どうしてもコーヒーが飲みたいんです!」と答えた私。不思議そうに笑われました(笑)
水を確保できたことが嬉しくて、561段の半ば辺りで待っていてくれた皆の所まで猛ダッシュ。大丈夫♪夕日はまだ沈んでいません。
大パノラマの展望台に着くと、思わずみんな「わぁ~」と声が出ました。目下に広がる栗野の町、その向こうに見える山と夕日。太陽が自分たちより低い位置に見えます。
いよいよ、待ちに待ったコーヒータイムです。
地元の方に頂いた貴重な水をケトルに入れ、コンロに火をつけると、火の温かさが心地よく感じられるほど。直後、辺り一面に心地よいコーヒーの香りが広がります。本日のコーヒーはケニア産レッド・マウンテン。最近のお気に入りです。
思ったより風が強かったので、ドリッパーではなく、エアロプレスを使うことにしました。お湯を注いで待つこと1分…
コーヒーを待ってくれているかのように、陽はゆっくり進みます。
「乾杯!!!」。淹れたてのコーヒーが注がれたコップを手にみんな満面の笑顔。
太陽はオレンジ色から赤色へ… コーヒーを手に、みんな黙って陽が沈んでいくのを見守ります。聞こえるのは、鳥の声と、ススキの間を通る風の音だけです。毎日起こっている出来事で普段は気にも留めないのに、本当はこんなにも神秘的で感動的なんですね。陽が沈みきった瞬間、みんなで拍手をして喜びました。
星が大好きなペリ。一番星探しを始めました。みんなで一緒に探し始めますが…「見つけたぁ!!!」もちろん最初に見つけたのはペリでした。
澄み渡る青空、夕日に染まる赤い空、星が輝く夜空。コーヒーのお陰で、友人と一緒に自然を満喫することができました。最高に素晴らしい『サンセット珈琲』の時間。2012年、忘れられないコーヒーの日に感謝です。…