コーヒーハンター vol.4 『セーハ・ド・ボネ』
昨日出会った、ブラジル産の素晴らしいコーヒー[E:shine]
ブラジル『セーハ・ド・ボネ』
カップ・オブ・エクセレンスで何度も入賞しているセーハ・ド・ボネ農園。2010年は2位、2006年は4位、2003年には優勝した経歴を持ちます。
ブラジル南東部ミナス・ジェライス州に位置し、一年を通しての平均気温は15度。年間降雨量は1500ミリ。肥沃な濃い赤土の土壌です。
二人ともワクワクしながら始めたカッピング!
挽き立ての粉は、ドルチェ・デ・レイテ(生カラメル)を連想させるとても甘い香り。ほのかに、マテ茶やりんごの香りも感じます。
お湯を注ぐと… アプリコットやミルクチョコレートを思わせる甘くて心地よい香りへと変化。
吸い込んだ瞬間に口に広がる風味は、コーヒーチェリー!!!
コーヒーチェリーとは、コーヒーの木の実。赤く熟したコーヒーの実がサクランボに似ていることから、こう呼ばれています。熟したコーヒーの実の果肉は、甘くて美味しいんですよ。
コーヒーチェリーやオレンジ、さくらんぼを思わせる風味とほのかな酸味。いつまでも口の中に甘さが残り、とても良い心地。
カッピングの評価は、86点。コクと酸味、この2項目が少し低い点でしたが、素晴らしいコーヒーです。
日本では、なかなかコーヒーの実を食べるチャンスはありませんが、この『セーハ・ド・ボネ』を飲んだら疑似体験できるかも[E:flair] ジニスカフェにて、本日よりご提供しています。
最後に…
だんぜん冷めた方が美味しいです! ジニスのコーヒーは全て、冷めても美味しいのですが、これは冷めた方がおすすめです。熱いうちに飲み終わるのはもったいないくらい。
フレンチプレスにもおすすめ! バターのような口当たり(buttery)が気に入りました。
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【備考1】コーヒーハンター・プロジェクトのカッピング目的は、豆の価値を見いだすために行っているものなので、焙煎前後に欠点豆の選別作業をした豆を使っています。
【備考2】DINIZ CAFEで取り扱う豆の基準は、85点以上の豆です