AMMA ブラジルのファインチョコレート

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ブラジル滞在中に、ブラジルの美味しいチョコレートを見つけること‼ そして、DINIZで販売すること‼ これが実現できそうです。

本日紹介するチョコレートブランドは「AMMA(アンマ)」。

日本ではまだあまり知られていないブランドですが、南米ではトップクラスのブランドとして多くのショコラティエから支持されています。2012年のインターナショナル・チョコレートアワーズでは金賞を受賞。パリ発チョコレートの祭典 サロン・デュ・ショコラにも2014年から参加しています。

ところで、「チョコレートといえば…ブラジル‼」と思い浮かべる人は、ほとんどいないと思います。

実は、1980年代まで、ブラジル東北に位置するバイーヤ州はカカオの生産世界一の地域でした。しかし1990年代、カカオの樹を襲った病気により、バイーヤ州のカカオ農家は壊滅的な被害を受けたそうです。農園を手放したり、別の作物を植え始めたりする農家が増える中、150年続くカカオ農園オーナーのディエゴ・バダロ氏は、バイーヤ州でのカカオ生産の可能性を信じ、土地を手放そうとしなかったそうです。そして、2007年、かつてカカオの生産で栄えたこの地域の復活と熱帯雨林の保護を目的に、カカオのオーガニック栽培からチョコレートの生産まで行うブランド「AMMA CHOCOLATE」を立ち上げました。ちなみに、AMMA(アンマ)とは、サンスクリット語で”母=地球”を意味するそうです。

さて、私達がテイスティングしたのは、カカオの分量別シリーズ(30%、45%、50%、60%、75%、85%、100%)の中から、60%と45%のチョコレートバー。このシリーズの原材料は、カカオマス、カカオバター、砂糖のみ。

パッケージを開けた瞬間、カカオバターやフルーティーさを感じさせる香りが広がります。60%チョコレートバーは、ドライバナナ、ドライいちじく、サワークリーム、ラム等を思わせるフルーティーな風味。45%チョコレートバーは、カラメルの風味をほのかに感じる優しい甘味。くちどけも良く、心地よい後味が残ります。

DINIZ coffee&sweetsでも、年内に販売を開始できる予定です。どうぞお楽しみに♪