インスタントコーヒーの話

前回の『インスタントコーヒーdeカプチーノ』に関連して、今日はインスタントコーヒーの話。

みなさんは、インスタントコーヒーがどのようにして作られるかご存知ですか。

コーヒーを抽出するまでのプロセスは、他のコーヒーと同じです。

豆を焙煎→粉にする→お湯で抽出

ここから先、2通りの製造工程に分かれます。

***スプレードライ法 (写真手前)***
高温の乾燥筒の中に、高温のコーヒー液をスプレーして素早く乾燥させて作る方法

***フリーズドライ法 (写真奥)***
コーヒー液をマイナス40℃以下で一度凍結させた後、細かく砕き、真空状態にして水分を蒸発させて作る方法

つまり、コーヒー液の水分を蒸発させて作るのがインスタントコーヒー。そのため、お湯(水)にきれいに溶けるというわけです。

さて、世界で生産されている主なコーヒーは『アラビカ種』と『ロブスタ種』の2種類。インスタントコーヒーに利用されるのは、『ロブスタ種』です。病害虫に強く、アラビカ種より安いコストで生産できるためです。代表的な生産国はベトナムとインドネシアで、世界全体の約6割を生産しています。

カフェインの含有量ですが、ロブスタ種の方が多く、アラビカ種の約2倍です。

インスタントコーヒーの方が、レギュラーコーヒー(焙煎した豆、又はその粉)より、カフェインの含有量が多いというわけです。

2 thoughts on “インスタントコーヒーの話

  1. 言われてみれば、確かに(笑)
    「豆知識」そのままですね。
    豆の話、今後どんどん増やしていきたいと思います。