第3回 『コーヒー・スペシャリスト』 1日目

昨日より開講致しました「コーヒー・スペシャリスト」。

DINIZ CAFEスタッフのちひろちゃんも今回参加しています。というわけで、コーヒースペシャリストの期間中、彼女のレポートを皆さまにお届けいたします。

———————————————–

はじめまして。スタッフのちひろです。今回のコーヒースペシャリストの期間中、レポーターをさせていただきます。どうぞよろしくお願い致します!

コーヒースペシャリスト1日目のカリキュラムは 、コーヒーの歴史、嗅覚と味覚について 、アロマキットを使った嗅覚トレーニングでした。

コーヒーのルーツは850年にエチオピアでの発見、と言われておりますが、他にも羊飼いカルディ物語、僧呂オマール伝説と幾つかの説があります。
イエメンが約800年ほど独占した後、オランダの商人がジャバやスリランカといった国々に持ち込み、またフランスから中米に渡り・・・時代を渡り歩いたコーヒーがスリナムを経て今日の生産大国ブラジルで飲まれるようになったのはなんと最後の方。これにはとても驚きました。

講習では、昔から根づいた宗教や文化、社会の背景を元にそれぞれの国について歴史を学ぶことができました。

嗅覚と味覚についてですが、ただコーヒーの香りをどう楽しむか、味をどう確かめるかといったことだけではなく、「バナナは何故バナナの香りがする」のか… 根本的な疑問ではありますがそこは未知の世界。鼻の細胞や神経のしくみを詳しく教えていただいた時、参加された皆様一同「なるほどー!!!」の声(笑)

また、舌のしくみについても「甘味・塩味・苦味・酸味・旨味」はどこで感じるのか、同じ分量でそれぞれの味を試したとき、1番どの味が強く感じるのか、感じないのか・・・ その学習を踏まえ、コーヒーの風味(自然が作った香り・焙煎の段階で作られる香り・
豆を焦がしてしまったときの香り等)について奥深く教えて頂きました。

最後は、実際にアロマキットを使って嗅覚のトレーニング。リンゴ、キュウリ、カシス、グリンピース、レモン・・・アロマの名前を伏せた状態でその香りを当てるといったものなのですが、これがなかなか難しい!!!
私は9つ中、当てたのは2つ。香りと名前を一致させて覚え、再びチャレンジ。それでも正解は4つ・・・カシスの香りをキュウリと間違えていた程(汗)

今までどれだけ視覚や味覚といった情報に頼っていたのかを痛感致しました。最終日のカッピングで結果を出せるように
トレーニングをもっと重ねなくては!

本日、2日目のカリキュラムは、コーヒーの種類・コーヒーの味に影響を与える要因について・アロマキットを使った嗅覚トレーニングと、次回も興味深い内容となっております。楽しみです!

以上、レポーターのDINIZ CAFEスタッフ、ちひろでした☆